Fortniteマーケティングとは?企業・自治体が活用する5つのメリット

企業や自治体のマーケティングに、Fortnite(フォートナイト)を活用する動きが広がっています。
Fortniteというと「バトルロイヤルゲーム」というイメージを持つ方も多いかもしれません。
しかし現在のFortniteでは、UEFN(Unreal Editor for Fortnite)を使って、企業やクリエイターが独自のゲームを制作し、Fortnite上で公開できます。Epic Gamesも、アクション、サバイバル、ソーシャル、ホラーなど、多様なゲームが遊ばれるプラットフォームとしてFortniteを展開しています。
では、企業や自治体がFortniteをマーケティングに活用するメリットはどこにあるのでしょうか。
1. 高品質な3D空間で実在する場所を再現できる
Fortniteの大きな特徴の一つが、高品質な3D表現です。
UEFNではUnreal Engineの技術をベースに、ライティング(照明)、VFX(視覚技術)、アニメーション、ワールド制作などの機能を利用できます。
そのため、
・店舗
・商業施設
・駅・鉄道
・観光地
・歴史的な街並み
・企業の施設
など、実在する場所をゲームの世界に再現するプロモーションと相性があります。
例えば、実際の観光地をFortnite上に再現すれば、まだその地域を訪れたことがないユーザーにも、ゲームを通じて街並みやランドマークを体験してもらえます。
企業であれば、店舗や施設そのものをゲームの舞台として活用することもできます。
単なる広告ではなく、企業や地域が持っている「場所」そのものをコンテンツ化できることがFortniteの特徴です。
2. 「見る」だけではなく「遊ぶ」体験を作れる
実在する街や店舗を3Dで再現するだけなら、一般的なメタバースやバーチャル空間でも可能です。
Fortniteの強みは、その空間を本格的なゲームにできることです。
例えば、
・かくれんぼ(Prop Hunt)
・鬼ごっこ
・レース
・アスレチック
・謎解き
・対戦ゲーム
・探索・収集ゲーム
など、さまざまなゲームを企画できます。
例えば店舗を再現する場合も、店内を自由に歩くだけではなく、
「商品に変身して隠れる」
「店内に隠されたアイテムを探す」
といったゲームにできます。
観光地なら、
「街を舞台にしたかくれんぼ」
「名所を巡る謎解き」
なども考えられます。
企業や自治体から一方的に情報を伝えるのではなく、ユーザー自身が遊びながらブランドや地域を体験することができます。
3. 世界中のユーザーへゲームを公開できる
企業が独自のゲームアプリを制作する場合、大きな課題になるのがユーザーの獲得です。
アプリを開発しても、まず存在を知ってもらい、ダウンロードしてもらわなければなりません。
Fortniteでは、制作したゲームを既存のFortniteプラットフォーム上に公開できます。
Epic Gamesは現在、Fortniteには毎月数百万人規模のプレイヤーが存在し、公開したゲームはPC、モバイル、PlayStation、Xbox、Nintendoなどへクロスプラットフォームで配信できると案内しています。
これは企業だけでなく、自治体にとっても大きなメリットです。
日本国内の若年層への地域PRだけでなく、
・日本の街並み
・観光地
・文化
・食
・地域のキャラクター
などをゲームに取り入れ、海外ユーザーへ発信することもできます。
自治体の観光プロモーションでは、インバウンドにつながるデジタルコンテンツとして活用することも考えられます。
4. オンライン大会やリアルイベントに展開しやすい
Fortniteはゲームを公開して終わりではありません。
ゲームを使って、
・オンライン大会
・インフルエンサーとの対戦企画
・ゲーム実況・ライブ配信
・eスポーツイベント
・リアルイベント
などへ展開できます。
例えば自治体であれば、
・地域を舞台にしたゲームを公開
↓
・オンライン大会を開催
↓
・インフルエンサーやプロゲーマーが参加
↓
・SNSや動画で拡散
↓
・上位者へ宿泊券や地域商品などを提供
↓
・実際の地域への興味・来訪につなげる
といったプロモーションも考えられます。
企業であれば、新商品発売や周年イベント、キャンペーンなどとゲーム内イベントを連動させることもできます。
Fortniteを単体のゲームとして考えるのではなく、SNS・動画・インフルエンサー・リアルイベントをつなぐプロモーションの中心として設計できる点が特徴です。
5. UEFNで自由度の高いゲーム制作ができる
Fortniteで企業向けの本格的なゲーム制作を可能にしているのがUEFNです。
UEFNはFortnite向けにカスタマイズされたUnreal Engineベースの制作環境で、Fortniteの既存ゲーム機能だけでなく、独自の3Dアセットやゲームロジックなどを組み合わせてゲームを開発できます。
また、マルチプレイ、ソーシャル機能、ホスティング、バックエンドなど、ゲーム運営に必要な基盤の多くがFortnite側に用意されています。
そのため企業は、
・自社ブランドをテーマにしたゲーム
・実店舗を再現したゲーム
・観光地を舞台にしたゲーム
・IP・キャラクターを活用したゲーム
・イベント用のマルチプレイゲーム
など、目的に合わせたオリジナルコンテンツを制作できます。
公開後もゲームをアップデートできるため、一度制作したゲームを継続的なマーケティング資産として運用することも可能です。
Fortniteはどんな企業・自治体と相性が良い?
特にFortniteと相性が良いのが、「場所」や「体験」を持っている企業・自治体です。
例えば、
自治体・観光地
実際の街をゲーム化し、観光PRや若年層への地域認知につなげる。
商業施設・小売
店舗や施設を再現し、商品やブランドをゲーム体験に組み込む。
鉄道・不動産
駅、電車、街、建物などをゲーム空間として活用する。
メーカー
商品そのものをゲームギミックやアイテムとして取り入れる。
IP・エンターテインメント企業
キャラクターや世界観をゲームとして体験してもらう。
といった活用が考えられます。
特に「実際に存在する場所」と「ゲーム」を組み合わせられることは、Fortniteマーケティングの大きな特徴です。
ゲームを作ればユーザーが集まるわけではない
一方で注意したいのが、Fortnite上にゲームを公開しただけで、多くのユーザーが自動的に遊んでくれるわけではないことです。
公開後には、
・Fortnite内での発見性
・SNSでの情報発信
・インフルエンサーによるプレイ動画
・オンライン大会
・リアルイベント
・継続的なアップデート
などを組み合わせて、ゲームを知ってもらう必要があります。
FortniteにはDiscoverによるゲーム発見の仕組みに加え、Creator Portalで分析、A/Bテスト、有料プロモーションなどの機能も提供されています。
つまり、ゲーム制作とプロモーションを最初からセットで考えることが重要です。
Fortnite活用で重要なのは「空間」より「遊び」
企業や自治体がFortniteを活用する際、最も重要なのは「きれいな3D空間を作ること」ではありません。
実際の店舗や街を精密に再現しても、ユーザーがそこでやることがなければ、長く遊んでもらうことは難しくなります。
重要なのは、
・誰に遊んでもらうのか
・何を体験してもらうのか
・何が面白いのか
・もう一度遊びたくなる理由は何か
・企業や地域への興味にどうつなげるのか
を最初に設計することです。
そのうえで3D空間、ゲームシステム、イベント、SNSなどを組み合わせます。
Fortniteの強みを一言で表すなら、
「場所を再現するだけではなく、その場所を遊び場に変えられる」
ことです。
まとめ
Fortniteは、企業や自治体にとって単なるゲームではなく、ユーザーがブランドや地域を実際に「遊んで体験する」マーケティングプラットフォームとして活用できます。
特に、
・高品質な3D表現
・本格的なゲーム体験
・グローバルな配信環境
・オンライン・リアルイベントへの展開
・UEFNによる自由度の高いゲーム制作
は、Fortniteならではの特徴です。
これから企業や自治体がゲームマーケティングに取り組む場合には、「Fortniteに空間を作る」のではなく、「Fortniteだからこそできる遊びを作る」という視点が重要になるでしょう。
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株式会社tenshabiでは、Fortnite・Robloxを活用した企業・自治体向けのゲーム企画・開発から、公開後の運用・プロモーションまで支援しています。
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