企業がFortnite・Robloxでゲームを作る費用は?予算別にできることを解説

企業が若年層向けのマーケティングやプロモーションとして、Fortnite(フォートナイト)やRoblox(ロブロックス)を活用するケースが増えています。
そこで企業の担当者からよく聞かれるのが、
「ゲームを作るには、どのくらいの予算が必要なのか?」
という質問です。
Fortnite・Robloxのゲーム制作費は、ゲームの規模や3Dモデルの制作量、ゲームシステム、公開後の運用などによって大きく変わります。
今回は、企業がFortnite・Robloxでオリジナルゲームを制作する場合の費用と、予算を考える際のポイントを解説します。
Fortnite・Robloxのゲーム制作費はいくら?
企業向けのオリジナルゲームを制作する場合、500〜1,000万円程度が一つの目安になります。
ただし、これはすべてのゲームに当てはまる金額ではありません。
比較的シンプルなゲームであれば300万円前後から検討できるケースもありますし、実在する街や大型施設を精密に再現したり、複数のゲームシステムを実装したりする場合には1,000万円を超えることもあります。
重要なのは、「Fortniteだからいくら」「Robloxだからいくら」と単純に決まるわけではないということです。
ゲームの企画内容によって必要な予算は変わります。
300万円前後|比較的シンプルなゲーム
300万円前後では、ゲームの規模や3D制作量を抑えた比較的シンプルな企画が中心になります。
例えば、
・アスレチック
・収集ゲーム
・シンプルなレース
・既存アセットを活用したゲーム
・小規模なブランド空間
などです。
ゲームシステムをシンプルにし、FortniteやRobloxで利用できる既存素材を活用することで、制作コストを抑えることができます。
「まずゲームマーケティングを試してみたい」という企業のPoC(概念実証)的なプロジェクトにも向いています。
500万円前後|オリジナル性のある企業ゲーム
企業のマーケティング施策としてゲームを制作する場合、500万円前後から企画の自由度が上がってきます。
例えば、
・企業や商品をテーマにしたオリジナルゲーム
・店舗・施設の3D再現
・オリジナルのゲームシステム
・ブランド独自の3Dアイテム
・ランキング・収集などの機能
といった企画です。
単純に企業ロゴをゲーム内に表示するのではなく、商品や施設そのものをゲーム体験に組み込めるようになります。
例えば小売企業であれば、店舗を再現して店内でかくれんぼをしたり、メーカーであれば商品をゲームアイテムとして登場させたりすることも考えられます。
企業らしさとゲームとしての面白さを両立させることが重要になります。
1,000万円前後〜|大規模なゲーム・プロモーション
1,000万円前後以上の予算になると、ゲーム制作だけではなく、より大規模なプロジェクトを設計できます。
例えば、
・広い街や大型施設の3D再現
・多数のオリジナル3Dモデル
・高度なゲームシステム
・公開後の継続アップデート
・オンライン大会
・インフルエンサー施策
・広告・SNSプロモーション
・リアルイベントとの連動
などです。
特に自治体や鉄道会社、商業施設などで、実際の街や施設をゲーム化する場合には、3D制作のボリュームが大きくなるため予算も増える傾向があります。
一方、一度制作したゲームをイベントやキャンペーンなどで継続利用できれば、単発の広告ではなく、中長期的なデジタルコンテンツとして活用することもできます。
ゲーム制作費を左右する5つのポイント
同じFortnite・Robloxゲームでも制作費が大きく変わる理由があります。
特に影響するのが次の5つです。
① ゲームの規模
小さなステージなのか、街全体を再現するのかによって制作量は大きく変わります。
② 3Dモデルの制作量
既存素材を利用するのか、建物・商品・キャラクターなどをオリジナルで制作するのかによって費用が変わります。
③ ゲームシステム
単純なアスレチックと、複雑な対戦・育成・収集システムでは開発工数が異なります。
④ UI・演出
ランキング、ゲーム説明、アニメーション、エフェクト、サウンドなどを作り込むほど制作工程が増えます。
⑤ テスト・公開後の運用
マルチプレイゲームでは、人数や端末、さまざまなプレイ方法を想定したテストも重要です。公開後の不具合対応やアップデートまで含めて予算を考える必要があります。
FortniteとRobloxで制作費は違う?
どちらが必ず高いというわけではありません。
ただし、それぞれ得意な表現が異なるため、企画によって費用のかかり方も変わります。
Fortniteは、UEFN(Unreal Editor for Fortnite)を使った高品質な3D表現を活かし、実在する街、観光地、店舗、駅、施設などを再現するプロジェクトと相性があります。
Robloxは、ゲーム性に加えて、収集、育成、ファッション、アバター、アイテム販売、継続運営などを組み合わせた企画と相性があります。
そのため、
「FortniteとRobloxのどちらが安いか?」
ではなく、
「何を実現したいのか?」
からプラットフォームを選ぶことが重要です。
制作費だけで予算を使い切らないことが重要
企業がゲーム制作を検討するときに、特に注意したいポイントがあります。
それは、予算のすべてをゲーム制作に使わないことです。
ゲームを公開しただけで、自動的に多くのユーザーが集まるとは限りません。
公開後には、
・Fortnite・Roblox内でのプロモーション
・YouTube・TikTok・XなどのSNS
・ゲーム系インフルエンサー
・オンライン大会
・リアルイベント
・広告
・継続的なアップデート
などを組み合わせてユーザーへゲームを届ける必要があります。
例えば1,000万円の予算がある場合、
ゲーム制作だけに1,000万円
と考えるのではなく、
ゲーム制作+公開後のプロモーション
という形で予算を配分する考え方も重要です。
ゲームのクオリティを上げることと同じくらい、「どうやって遊んでもらうか」への投資が必要です。
最初から大規模ゲームを作る必要はない
ゲームマーケティングに初めて取り組む企業の場合、必ずしも最初から大規模なゲームを制作する必要はありません。
例えば、
・小規模ゲームを制作
↓
・ユーザーの反応を見る
↓
・プレイデータを分析
↓
・アップデート
↓
・規模を拡大
という進め方もできます。
FortniteやRobloxは、公開後にゲームをアップデートできるため、ユーザーの反応を見ながらコンテンツを成長させることができます。
特に新規事業や新しいマーケティング施策として取り組む場合には、最初はPoCとして小さく始めるという選択肢もあります。
ゲーム制作の予算は「目的」から逆算する
Fortnite・Robloxのゲーム制作では、最初に予算を決めること以上に重要なのが、目的を明確にすることです。
例えば、
・若年層にブランドを知ってもらいたい
・商品をゲームで体験してもらいたい
・観光地への興味を高めたい
・店舗や施設をPRしたい
・オンライン大会を開催したい
・IPやキャラクターを展開したい
など、目的によって最適なゲームは変わります。
「500万円で何が作れるか?」だけではなく、
「500万円を使って、誰にどんな体験を届けたいのか?」
から企画を考えることが、ゲームマーケティングを成功させるポイントです。
まとめ
企業向けのFortnite・Robloxゲーム制作では、500〜1,000万円程度が一つの予算目安になります。
比較的シンプルなゲームであれば300万円前後から検討できるケースもあり、大規模な3D空間や高度なゲームシステム、イベント、プロモーションまで含めると1,000万円を超えるプロジェクトになることもあります。
ただし、最も重要なのは制作費そのものではありません。
企画 → 制作 → 公開 → 集客 → 運用 → 改善
まで含めて予算を設計することです。
Fortnite・Robloxを単発の広告として考えるのではなく、ユーザーに継続して遊んでもらえるデジタルマーケティング資産として設計することで、より幅広い活用が可能になります。
Fortnite・Robloxのゲーム制作をご検討の方へ
株式会社tenshabiでは、Fortnite・Robloxを活用した企業・自治体向けゲームの企画・開発から、公開後の運用、イベント、プロモーションまで支援しています。
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